RUiの闘病日記

私の真実…(ノンフィクション)

そして誰もいなくなった…

私の病気はすぐ知れ渡り、みんな心配してくれました。…最初は……

正直語れるほど記憶がありません。パニック障害と一言で言っても、症状は人それぞれです。私は1人になることが無理でした。だからできるだけ皆と一緒に、仕事もできず側から見れば遊んでるだけのニートかもしれません。しかし、いざ発作を起こせば暴れたり泣いたり酷かったそうです。1日に6回は頓服を飲んでとにかく薬づけです。自律神経失調症ともいい、自分では制御できないのです。無理矢理薬で放心させます。発作がなければ普通です。

確かに優しい皆に甘えてたかもしれません…徐々に周りの反応が変わりました。陰で「もうあの子嫌やー」とか聞いたことあります。Sは相変わらず。

そんなある日、私より軽度でしたが同じ病気の子が仲間入りしました。ちょっと嬉しかったのも束の間、周りが明らかにその子をちやほやし、私には塩対応…

病気で正常じゃなかったのもあるかもしれません。

私は限界でした、誰のせいで病気になった‼︎と

私は皆の読めるSNSに吐き出すように不満を叫びました。Sのしたこと、でも付き合ってたことだけは言えず…

浮気されたなんてとても言えなかった

何を書いたか覚えてませんが、それを読んだ皆は全員キレました。Sを悪く言うなと。

お前病気病気うざい、めんどいやらの暴言、しまいには病気の子に「この人は優しいんですよ!酷いこと言わないで!」…お前がこいつの何を知ってるのかと……そして、彼氏以外皆いなくなりました…

理不尽な怒りと病気、それに付き合ってた彼氏は確かにしんどかったでしょう…迷惑かけたなとは今でも思いますが…

突然フラれました。私は泣きながらなんでと言ってた気がします。彼は一言「介護してるみたい、治す気ないやろ」その言葉に放心しました。

兄のおかげで早く帰ってきた親とはちあい、親に聞かれ「フリました」「そうか、さっさと帰れ」とそそくさと帰りました。

しばらく放心した後、窓から飛び出して探した記憶があります。結局は親に連れ帰らされましたが…

まさに暗転する状態、真っ暗だったことしか覚えてません。どうやって生きてたのか…ふと目が覚めるように気がついたら1週間経ってました。

その時何故か思いました…治った、と